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試合レポート

2005年秋 東海大学戦 試合結果

  1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
筑波大学 EXCALIBURS 0 3 0 7 10
東海大学 TRITONS 7 0 0 0 7

試合レポート

 2005年10月15日、神奈川県川崎市の川崎球場にて筑波大学エクスキャリバーズの今秋第四戦目が行われた。対戦相手は、攻守に揃った大型ラインを生かしたプレーを得意とする東海大学トライトンズである。すでに開幕から三連敗を喫している筑波大学エクスキャリバーズにとって、もはや負けは許されない状況での試合となった。

試合は筑波大学のキックで始まった。筑波大学は試合開始と同時にオンサイドキックを仕掛け、攻撃権を奪おうとするが、ボールは東海大学に抑えられ、ハーフライン付近からの東海大学の攻撃が始まる。東海大学は#2のランにより前進を図るが、これを#12神田がロスタックルに仕留め、東海オフェンスの出鼻をくじく。しかし東海オフェンスも4thダウンギャンブルを成功させ、流れに乗ろうとする。その後も#2のランや#80へのパスなどで着々とゲインを重ねられ、#2のランでTDをとられる。TFPも決められ0−7とされる。
対して筑波オフェンスの攻撃はRB#20水野やWR#8佐々木のパスで前進するものの、今ひとつ攻めきれず、パントとなる。続く東海オフェンスは#85へのロングパスなどで筑波陣内に攻め込むと、再び#2や#34のランで前進を図るものの、筑波ディフェンスの粘り強い守備や、ホールディングの反則もあり、結局このシリーズをパントで終わる。ここで1Q終了。

2Qは自陣深くからの筑波オフェンスの攻撃で始まった。筑波オフェンスはWR#7小山へのパスやRB#20水野、RB#49杉中のランなどであっという間にハーフラインまで攻め込むと、さらに機動力にあふれるオフェンスラインやWR#11前田の活躍もあり、エンドゾーンへと近づくが、東海ディフェンスの大型ラインに阻まれ、4th ダウン。ここでK#60香川が冷静にFGを決め、3−7と迫る。東海オフェンスは#2や#32のランを軸に前進を図るが、筑波ディフェンスの集中力の前に4thダウンとなる。ここで東海大学はパンターがボールを持ったまま走るというスペシャルプレーを繰り出し1st ダウンをとるが、その後のオフェンスも筑波ディフェンスの堅い守備に阻まれパントとなり、前半が終了した。

後半は筑波大学のリターンにより試合再開となった。筑波オフェンスはWR#8佐々木へのパスやRB#49杉中のランで1st ダウンをとると、RB#2吉津がそれまで堅固だった東海ディフェンスの、エアポケットに入ったかのような一瞬の集中力のスキを付き、サイドライン際を独走し、一気に敵陣深くへと攻め込む。筑波オフェンスはこのまま流れに乗って東海大学のエンドゾーンを目指すが、ホールディングの反則を犯してしまうと、勢いを相手に奪われたかのようにFGトライも失敗してしまう。筑波ディフェンスは失った勢いを取り戻すためにも東海オフェンスの前進を阻みたいところであるが、一瞬の不意を突かれ#2にロングゲインを許してしまい、筑波陣へと攻め込まれてしまう。しかし、何としても東海オフェンスの前進を食い止めたい筑波ディフェンスは、鬼気迫る集中力で東海オフェンスの前進を阻止し、再び流れを掴み取る。ディフェンスの奮闘に応えたい筑波オフェンスはRB#49杉中のパワー溢れるランでゲインを重ねるものの、東海ディフェンスの粘り強い守備に阻まれ、流れに乗り切れず、パントとなる。何としても流れを掴み取り、オフェンスに託したい筑波ディフェンスは、東海オフェンスのラン攻撃を集まりの速さで確実に抑えると、東海QBが放ったロングパスをDB#14黒田がインターセプト。完全に試合の流れを奪い取り、好フィールドポジションからオフェンスに攻撃権を与える。完全に流れに乗り切った筑波オフェンスは、RB#20水野がスウィープでボールをもらうと、そのボールをWR#8佐々木にパスするというスペシャルプレーを成功させ、一気に敵陣に攻め込む。ここで3Q終了。

4Qに入っても、一度筑波が掴み取った流れは再び東海に傾くことはなく、RB#20水野がランでゲインすると、次のプレーで東海ディフェンスはパスインターフェアランスの反則を犯し、筑波オフェンスは一気にエンドゾーンに近づく。ここでも筑波オフェンスの勢いは弱まることなく、RB#49杉中やRB#20水野のランで着実にゲインを重ね、更にエンドゾーンへと迫る。ここで筑波オフェンスは4thダウンとなるものの、ギャンブルを成功させ、さらにドライブを続け、最後はRB#49杉中が押し込みTDをとる。TFPも成功し、10−7と逆転する。直後の筑波ディフェンスは東海オフェンスに対して、ゲインは許すものの、要所を抑える守備を展開する。東海オフェンスも様々なプレーを用いて筑波ディフェンスを翻弄し、エンドゾーンを狙うが、DB#12神田がロングパスをエンドゾーン手前でインターセプトし、東海オフェンスの反撃の芽を叩き潰すと、筑波オフェンスが確実に前進しつつ、時間を消費しタイムアップを迎えた。最終スコアは10−7で筑波大学エクスキャリバーズの勝利となった。

筑波大学エクスキャリバーズは今秋第四戦目にして、初勝利をあげることができた。 今シーズンは開幕以来三連敗を喫し、目標として掲げていた「下剋上」を達成することができずにシーズンの半分を過ごしてしまったが、背水の陣として望んだ本戦では、見事に「下剋上」を達成することができた。これは開幕以来の三戦で学んだことが確実に我々の身になっている証である。しかし、我々はこの一勝では決して満足しない。我々の「下剋上」はまだ始まったばかりなのである。以後の二試合をどういった気持ちで臨まねばならないかは言うに及ばない。今からでもまだ遅くはない。今後の我々の「下剋上」にご期待いただきたい。

応援していただいた皆様、この勝利は、我々だけではなく、皆様のご声援があったからこそ為し得たものだと考えます。皆様のご声援に改めて感謝すると共に、今シーズンの残りの二試合に関しても、変わらないご声援を下さいますようお願いいたします。

(文責 一年AS 刑部雄一)